こんばんは、東備大家です。
先日、年金計算の話をしてましたら、とある所で年金のセミナーがあるという事で、調べてました。
過去の記事
toubiooya.hatenablog.com
どうやら、コロナの関係でオンラインセミナーらしいんですけど、30分も話聞いてられんな~と思ってましたら、資料が手に入ったので読んでます。
前回の記事のケースは平均年収が500万程度、22歳~60歳まで勤め上げるイメージでの計算でした。
最近のサラリーマンだと平均年収400万ぐらい?と思うので、年金額150万ぐらいで見た方が良いかもしれません。
という事は、生活保護最強?
それは置いておいて、
この資料を読んでいると、
「年金足りませんよね~?」
「だから年金を繰下支給しましょう!」
「だけど、繰下げするなら、その間の生活費要りますよね~?」
「だから、iDeCoとかNISAで投資信託買いましょうね~」(会社によってはココで保険でお金を貯めようの話とか来ます)
って言う営業トークが後に来るんですけどww
それは、そういう会社が主催してるんだからそういうものです。
でもね。
繰下げ支給すると、収入が上がる。
70歳支給開始で42%、75歳支給開始にしたら84%年金額自体は増えます。
当然、それに付随して支払う税金・社会保険料も上がる。
コントロール出来ない収入を増やしても、手残りは思うほどは増えませんよ?
これの後半にそんな事を書いてます。
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サラリーマン→年金繰下支給って何も考えずにするのは怖いです。
もう一つは、年金所得控除を使える年数が減るって事。
年金所得控除って何もしなくても年金を受け取ってるだけで使える経費みたいな物ですから、使っておきたいと思うのが私の考え。
そこまで見た上で、繰下げの判断をするであればそれはそれで良いです。
とある方は、繰上を考えてるそうで。
60歳~受給開始だと70%に年金額自体は減ります。(物価上昇分以外は一生上がりません)
普通にサラリーマンして、年金収入だけで過ごそうと考えるなら繰上支給をすると、ちょっと厳しい試算になります。
ただ、大家業などの副収入があって、年金が少なくなっても暮らしていける何かを準備しているなら、大いにアリと思います。
60万円の控除が5年間余分に使えるのって、事業をしていると結構助かるんですよね~。
その辺りの計算を、よ~~~くしてから判断されるのが良いかと思った話でした。
本当は、こういうのをFPの方がお話してくれたら良いんですけどね~。
おわり
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