東備大家の不動産活動日記

40代サラリーマンをしながら、副業でコツコツ不動産を営んでおります。DIYは苦手だけど残置物には萌える変わり者大家。大家業で色んな方とのふれあいを楽しみに活動しております。

相続の手続実務編(銀行系)

こんばんは、東備大家です。


先日、祖母が亡くなりまして。


ず~っと介護施設に入ってたので、最期に会ったのは10年以上前でした。


いつの日か訪れるものですけど、いざその日が来ると思い返す事もあります。


まずは、お葬式を終えてから色々と動くとします。




その事もあり、急遽休みをいただいたので


相続の準備を進めていきます。


大きく分けて、「銀行系の手続」「役所・年金系の手続」「土地建物の手続」


ぐらいを皆さんが体験する事になります。




今日は、銀行系について。


知ってたら一番簡単、スタンプラリーみたいなものですな。


事前準備が出来ていて、基本的な知識があれば1回か2回で手続は完了出来ます。


基本的な知識として、「相続人誰よ?」問題。


家系図みたいなものを持ってれば簡単なんですけど、


普通の方は持ってないので、


「相続権利者 図」とでも検索して、それらしい図を見ながら読んでください。


亡くなった方を「被相続人」と言います。


そこから見て、配偶者が居れば必ず相続人


次に、被相続人の子。(第1順位)


子が全く居ない場合は、両親。(第2順位)


両親も全く居ない場合、兄弟姉妹。(第3順位)


少しややこしい、代襲相続ってのがありまして、


例えば、子Aさんが被相続人より先に亡くなっているけど


Aさんの子BやCが居る場合は相続人になります。


遺産分割協議書などを作っていない状況であれば、


基本的に法定相続人全員の了承が必要となります。




事前に銀行に行って必要書類の確認をするんですが、


必要なのは「除籍謄本・改製原戸籍・相続人全員の印鑑証明書」(金額により省略できるケースもあり)


+「被相続人の通帳」(無くても対応可・時間が掛かります)


あとは、銀行から貰った書類に相続人全員で、それぞれに記名・実印での押印


以上!




こうやって書くと簡単そうに見えるんですけど、


事前に書類を集めておいたり、


相続人が集まるタイミングに合わせて書類に記入してもらったり


揉めてないならそれで良いけど、大体揉めますw


揉めてる間に謄本やら印鑑証明書の有効期限が切れて取り直しの刑になる場合も・・・


謄本が遠方に残ってる方が居ると郵送でやり取りする必要があります。


相続人が行方不明だったり、音信不通だったりすると難易度は跳ね上がります。


子や両親までぐらいなら割と簡単で、


兄弟姉妹に亡くなってる方が居て、


甥・姪と連絡が取れないとか、


面倒だから(お小遣いくれなきゃ)書類書かないとか


言い出すのが地獄コースですわ。


このレベルになると、司法書士さんにお願いする方が簡単かもしれません。




無事、そこまで進みましたらお金を出せるようになります。


その場で渡してくれる場合と、後日送金になるケースがありますので、


良く確認しながら進めると良いですね。




相続が始まったことを銀行が知ると口座が停止されます。


年金の振込も止まるし、口座引落しも止まります。


なので、相続手続きと並行して公共料金等の引落を続けるのか?


それとも、この際に契約を止めるのか?を決めて、


それに合わせて引落口座の変更だったり、使わない契約の解約等を進めましょう。


こんなので分かりましたでしょうか?感想お待ちしてます。


おわり


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