こんばんは、東備大家です。
先日の新年会2次会で雑談をしている時に出た話。
1号にトライしてて心が折れちゃう人が結構な割合で居るみたいで。
案外、2つ3つと進まないんだって。
1つ目は、DIYに果敢に挑むんだけど
時間ばかり過ぎて行って1年とか2年経って心が折れるパターン。
実は今だから言えますが、私も1号はこれに近い状況でした。
とは言え、流石に全部DIYなんて暴挙には出ず、
最低限の部分は外注して、表面の所をDIYしました。
当時は、全くと言って良いほど作業についての知識なんて無くて、
勢いだけでやってたな～。
あれで良く貸せたもんだなと今でも思います。
お金が入らない状況で、材料代やら電気・水道代が毎月発生。
本当に貸せるんだろうか？と不安に駆られながら
毎週のように物件に通ってたものです。
意地でもなんとかするって覚悟を決めてたから、
心が折れる前に入居が決まって助かりましたが、
あれが、あと数か月決まって無かったらと思うとゾッとしますよ。
2つ目のパターン。
リフォームをどこまでするかの判別がつかずに
中途半端な所で止めちゃうパターン。
業者さんに発注するにしても、自分でやるにしても、
本当にこのリフォームで入居してもらえるんだろうか？
お金も入って来ないのに、物件に結構なお金をつぎ込んでるし
決まるかどうか分からないからお金をケチって最低限レベルのリフォームで完了させる。
そうすると、案内が入っても決まらない。
決まらない物件には仲介さんも案内に行かなくなる、
結局AD追加やら、家賃を下げざるを得ない。
結果、属性の低い方が入って運営で苦労して、
トラブルで心が折れちゃう。
ここを直せば決まりそうって交渉が入っても
そのタイミングでお金を投入できずに、決まらない。
大きくこんな感じじゃないかな？って仲介経験のある方が言ってました。
どっちにも共通して言えるんだけど、
結局は準備が足りて無いんですよ。
お金をしっかり貯めていて、入居が決まるまで資金投入すれば
戸建なら余程おかしな物件でもない限り入居は決まる訳で。
資金の準備をしっかりするが1つの手。
合わせて、高く買わないってのも大事。
高く買っちゃった時点で、リフォーム等につぎ込むお金が無くなったら、
お金が貯まるまで動けない。
そのロスって結構大きいんですよ。
もう1つは、知識・経験不足。
こっちは、自分1人で何とかしようと頑張るのも良いんだけど、
やっぱり先人に学ぶのが大事。
私の場合は、2号以降は色んな先輩大家さんや仲良し大家さん達の物件を
1年で100軒ぐらい見に行って、何をどうやってどれぐらいのコストで
家賃がいくらで決まったって情報を教えていただいて、
それを自分のエリアに置き換えて、
逆算でリフォーム内容を考えるようになったので、
大きい失敗が減ってきたんですよね。
たまに、派手にやらかし物件もやってますけどｗｗ
他にも、ランチを食べながら色んな情報を得ては
チャレンジしていったのも、今から思えば良かったのかな。
マスターがよくブログに「ビフォーとアフターを見に行った方が良いよ」って
書いて下さってるのは、そういう意味なんですよ。
ネットのコラムとか読んで分かった気になって、
家を買ったら家賃が貰えてウハウハみたいな、
上辺しか見えてないと、心が折れちゃう傾向が強いかと。
大家業って不労所得じゃないんですよ、
苦労所得って言う人も居ますし、
私の場合は、今では趣味所得ですけどｗ
苦労と思うか面白いと思うかは、人それぞれで
苦手な所は助けて下さる方にお金を払ってお願いすれば良いんだし、
そういう意味では、大家業って良いなと思います。
折角チャレンジするなら、色々と準備して覚悟が決まったら
トライして欲しいですね。
一番大事なのは、「安く買うのが大事！」
おわり
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