東備大家の不動産活動日記

40代サラリーマンをしながら、副業でコツコツ不動産を営んでおります。DIYは苦手だけど残置物には萌える変わり者大家。大家業で色んな方とのふれあいを楽しみに活動しております。

法人化のタイミングと所得調整?

こんばんは、東備大家です。


ケル兄からお題をいただきました。
cairnlcc.hatenablog.com



これって法人化のタイミングとか


所得調整のお話ですよね?


解説するのにもっと相応しい人が


たくさんいるとは思いますが。


その方の立ち位置・方針・制限・所得によって変わって来るので、


これが正解!は無い」んですよね。


私がここまでやってくるのに考えてた事と、


色々と調べてみたり試してみた事から


スタートアップな方々にヒントになりそうな事でも書いてみます。




まずは基本のキ。


www.nta.go.jp


個人の所得税の一覧です。


イメージし易い様に図に起こしてみました。


経費を使って節税しても、キャッシュが出ていくだけなので


償却を使った繰延がメインの対策となります。


所得は年によって上下あるとトータルの支払税額が増えるので


同じぐらいの所得に調整するのが無難。




考えるにあたって、自分の所得がどの位置にあるのか?を


理解しておくと、対策方法が見易いかと。




法人化を検討するのは税率と諸経費だけ見るなら


橙の税率にガッツリかかってくる頃。


掠るぐらいの時期だと、慌ててやらなくても良いかも?





所得を調整する「価値」が出てくるのは、


税率の差を使えるケース、


橙→「10%減」黄→「10%減」→緑


所得を落とす事で各種制度を利用できるケース


所得制限で支払われなくなるのを回避する事が出来るケース。


図の青字の部分と赤字の部分ですね。


あとは、償却が終わった後に退職等して


所得がガツンと落ちるのが分かってるケースぐらい。




私の場合は、元々の所得が少ないので


緑の位置から黄色にしないようにするパターンと


大きく赤字を掘って非課税を狙うパターンが考えられます。


ゆくゆく、個人物件の償却が切れる頃に


対策が必要になりそうではあるんですが、


償却できる何かを仕込んではあるので、


上手く調整していこうかなと。




税率と法人維持経費を考えたら、


法人を立てる理由には弱いんだけど、


融資を見たり、将来的に経費対策をし易いのもあって


早い時期に法人で買うようにしてます。




個人が0で事業もしてないとなると、


そもそも所得調整自体がほとんど出来ないので、


少しは個人で持っておくのが良いかと。


繰延し倒して、10年ぐらい後に払うようになるのと


先に払うのでは、お金の価値が違うので、


前半に節税して手持資金をしっかり確保する方法も


アリと言えばアリなのかな?と


ざっくり計算して考えてみた話でしたとさ。


おわり


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