東備大家の不動産活動日記

40代サラリーマンをしながら、副業でコツコツ不動産を営んでおります。DIYは苦手だけど残置物には萌える変わり者大家。大家業で色んな方とのふれあいを楽しみに活動しております。

現場の事を考えて商品は作りましょう。

こんばんは、東備大家です。


年末の商戦期に向かって段々本業が忙しくなっております。


この時期になると色んな商材が入って来て、てんやわんやするんですけど、その中で「これはアカンやろ」って思った物がありまして。


具体的な商品名は伏せますが、普通に考えればターゲットはお年寄りな商品。


数年前から、ボチボチと売れてて、毎年ほとんど完売出来てたんです。


色んなアイデアを出されてて、おもろいな~と思ってたんですけどね。


今年のアイデアは、きっと製造コストの削減がテーマだったんだと思います。


一番肝心な部分をコストカットの対象にしちゃったみたいで、これだとお年寄りには商品の使い方が理解が出来ない。


この部分をカットするならコンセプトが変わるので、売場を変えれば良いのに。


そうすれば、間違いに気が付くかと思いますね。


リピーターの方が買いに来られても都度説明して、理解していただいてから売らないとならない。


これが、単価が稼げる商品ならね・・・まだ良いんですけど。


現場としては単価が安い商品は、置いておくだけでパッと見てお客さんが買う判断が出来ないと売れないし売りたく無いんです。


繁忙期なので、いちいちそんな説明に時間を割けない。


相手はお年寄りですから話し出すと長いんです。


下手すると、リピーターの方からすら説明を上手くしておかないと苦情になりそう。


だったら、面倒だしこれはフロントには置かないって判断になります。


だって、売上が立てばその商品じゃなくても現場は構わない訳ですから。


他にも代用できる商品は山ほどありますし。


と、ここまで考えて思ったのが、これって大家業も一緒だろうな~って事。


営業マンからしたら、売上が少なくて、準備に時間が掛かるボロ戸建。


閑散期なら、ある程度需要のある商品で作っておけば動いていただけるでしょうけど、繁忙期となると手間と売上のバランスを考えるだろうなと。


という事は、繁忙期の戸建の入居付けって直接の問い合わせが無いと厳しい。


最近は、事前に調べてから問い合わせしてくるでしょうから、即決まるレベルで仕上げる・クレームが入らないようにする、なんて事を考えておかねばなりません。


合わせて、売場を増やす工夫も必要。


管理会社や仲介さんだけに頼らない募集方法(ジモティーや最近ではTwitterでも募集してる?)も要る場面がありそうです。


個人的には、物件の動画を撮っておいて、遠隔で内見出来る仕様を作りたいかな。


そうすれば、仲介さんも「この物件は美味しいから、自分のとこで決める! あの大家さん、放っておいたら自分で決めてしまうし。」って思うので早く動いてくれるでしょう。


リフォーム費用の削減も大事だけど、そっちばかり意識しすぎて入居付け出来ない物件に仕上げたら意味が無い。


そういう事も意識しながら、法人3号を頑張ろう!と思った話でした。


おわり


運営中物件はこちら↓
toubiooya.hatenablog.com
  


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