こんばんは、東備大家です。
以前、先輩大家さんとの飲み会の席で紙の資産の話が出てまして。
当時はNISAを勧めていただいてたんですよね。
税制優遇されてる紙の投資に、NISAとIdecoがあります。
NISAは、「つみたてNISA」と普通の「NISA」がありまして、
つみたてNISAが年間40万円までの20年
普通のNISAが年間120万円が5年
までの投資に対して非課税枠が設定されます。
そういえば、2024年から少し制度が変わるみたいですね。
NISAは、仕組みとしてはシンプルだし、
換金も自由に出来るから
資金に余裕があればやったら良いんじゃないかな?
ってのを書こうとしてたら、
丁度イケハヤさんがVOICYでお話してましたね。
Idecoと積立NISA、どんな投資戦略で買う?の回。
ある程度資金がある方なら、
普通に満額どっちもしておいたら良いよね~って話。
そりゃそうだわなと思いながらも、
資金がまだ無い方(種銭を貯めてる状況の方)が
こっちに入れてしまうのってどうなの?ってのを考えます。
NISAの方なら、比較的換金がし易いので、
慣れない投資で貴重な種銭を溶かすぐらいなら
やっておいても良いのかもしれません。
個人的には、現金を積んでいって
物件を買うチャンスを伺ってるのでやってない状況。
将来的には分散投資の考え方で、
資金に余裕を作ってやろうかとは思ってます。
Idecoの方はと言いますと、掛け金が全額所得控除になるんです。
ただ、60歳までは換金出来ませんし、種銭としては使えない。
Idecoを有効活用出来る状況って結構少な目。
サラリーマンだと、
厚生年金だけの会社なら月々2.3万円×12月=27.6万円が所得控除
大家を始めるかどうかの人だと、
税率が所得税で5%とか10%に住民税が10%ぐらいですかね。
トータル20%とみて年間55200円税金が浮く形。
ただ、IDECOは毎年維持に費用が約5千円掛かるので、
5万円ぐらいが実質のプラス。
企業年金が導入されてる会社や公務員の方だと、
月1.2万円が上限なので年間144,000円。
これの20%としたら、28800円から5000円引いたとして23800円。
これだったら、物件1戸持って回して経費上げたら所得落とせるし。
初期の打ち手としては微妙と言わざるを得ません。
自営業の方(81.6万円まで使えます)で経費を落とし切れない方とか、
専業大家の個人で利益が出過ぎる状況の方とかなら、良いかもしれませんね。
受取方法で課税額が変わる設計になっているので、
受取時期が近づいて来たら、退職所得控除を使うのか?
年金所得控除を使うのか? 何年で?
その場合の、公的年金の繰り上げ繰り下げをどうする?
とか考えることは多いです。
選択肢があるので、事前によく考えて決めるのが良いですね。
控除を使いながら貯める順番としては、小規模共済→Idecoで良いかと。
大家の場合は、資金が必要になった際に担保として使うとか
単純な節税だけを意識するよりも、資金の自由度が大事。
もちろん、他の制度を使い切っても有り余るお金があるなら
Idecoもやったら良いんですよ。
私は、まだそのステージでは無いってだけで。
いつの日か、Idecoを全力で買えるぐらいの
資金と所得になりたいな~と思った話でした。
おわり
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