東備大家の不動産活動日記

40代サラリーマンをしながら、副業でコツコツ不動産を営んでおります。DIYは苦手だけど残置物には萌える変わり者大家。大家業で色んな方とのふれあいを楽しみに活動しております。

相続時精算課税って何ぞや?

こんばんは、東備大家です。


先日の懇親会で「相続時精算課税」な話が出たので


改めて調べてみました。




どうやら、来年から制度が変わるんだけど


今までの制度の場合、


ちょっと使い勝手が悪かった部分を


改正する様子。




相続時精算課税とは名前の通り


相続財産を事前に渡しておくことで、


被相続人(両親とか祖父母とか)が


亡くなるまでの間に


有効にお金を使ってねって制度。




メリットは、


2500万円までは課税猶予される。


大きい資産を持ってる、


まだまだ元気な被相続人予備軍な方が居る場合、


2500万円を事前に渡してもらって


上手く運用して相続発生時までに増やしておけば


納税資金を用意できる。


いわゆる「期限の利益」が取れるって事ですな。


不動産をやってる方なら期限の利益と言えば


融資」を指して言う事が多いんですが、


この制度もそういう側面を持っています。




ちなみに、来年から変わるのは


暦年課税制度(年間110万円のやつ)が


7年遡るようになる。(親からの贈与)


今まで相続時精算課税を使うと、


暦年課税が使えないので


2023年までは


累計2500万円を超えたら20%課税


だったのが2024年以降


毎年110万円を超えた部分を足していって(要申告)


2500万円を超えたら20%課税


となるそうです。


上手く使えば暦年課税よりも節税出来るかも?




不動産で使うとしたら、


被相続人が持て余してる物件(築古戸建)を


これを使って先に受け取っておいて


亡くなるまでの間に賃貸に回して、


家賃で相続資金を確保しつつ、


良きタイミングで売却までしておくと


そこそこの資金になるんじゃないかな?




デメリットとしては、


小規模宅地の特例

(相続時に評価額から80%減額される制度)等が


使えなくなる。


なので、被相続人の資産が


どれぐらいあるのか?によって


決めていくと良いですね。


親がお金持ちの場合は


会社作ってもらって株を貰うか


転貸とかで回した方が良いケースも。




一番有効なのは、


親が他にあんまり資産持ってなくて


そこそこ新しい戸建を持ってるけど


使う予定がないとか、


別荘を買ったけど放置してて


他に資産が無いとかのケース。


こんなパターンなら、早めに譲ってもらって


賃貸・事業に回す事で


キャッシュマシーンを作れます。




ボロボロになってから


相続されて困るぐらいなら、


まだ現役な頃に貰っておいて回すのも


アリだよな~と思った話でしたとさ。


うちの実家は・・・早く売ろうww


おわり



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