こんばんは、東備大家です。
読書シリーズ2冊目
「略奪天国」
この本が発行されたのは10年前。
前半はポンジスキームから始まって、経済の基本的な考え方やバブルの仕組、
サブプライムローンがどうやって破綻したのかが書いてあります。
ジェームススキナーさんは、小さな政府を目指すのが良いって想いなんでしょうな。
お役所仕事じゃ、上手くお金を使えない→利益が出ない→経済成長がどんどん難しくなる
日本の予算って、借金で借金を返してるけど、どんどん膨らんでる多重債務者と一緒なんですよね。
いつか、限界が来る。
その際に対応出来る手段は、いくつかあるんでしょうけど、結構な痛みが伴いますな。
ってのが当時の考え方。
最後の方に、日本の進む道として
平等に税金を課せって話が。
累進課税にするんじゃなくて、一律割合課税。
所得税も消費税も例外を入れずに同じ税率とする。
他にも、社会保障を40%落とすとか色々書いてますね。
社会保険料も馬鹿にならない金額になってるので、一考の余地はありそうです。
最近はMMT理論ってのがありまして、ザックリ言うと
自国通貨を発行出来るんだから、お金を刷って返せば良いじゃない?って理論。
それをアレンジして、今まで掛けてきた年金の積み立て分をお金を刷って返済。
年金は、障害年金としての掛け金だけにする。
健康保険も無くして、自分で民間の保険に入るかどうかを決めてもらう。
生活保護も、金額を見直しても良いかと。
世の中には月2万円以下のアパートなんてザラにありますから、充分生きていけます。
そうすれば、社会保険料が減る→所得が増える→税収が増える。
自分で、保険を選んで入る→保険会社は必要な保障を提供できる。
今の日本で医療保険は、まともに使うケースが少なすぎます。
年金を準備したけりゃ、自分で運用する。
そうすることで、日本も成長していける気がします。
なんて妄想をしてみました。
実際に、やるとなったらハードルがめっちゃ高いですけどねwww
おわり
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