こんばんは、東備大家です。
先日、本を買いまして。
法人の1期目の決算を終えましたが、会計の見方や銀行さんの視点を学ぶのにどんな本が良いかな?と思ってました。
今回、購入してみたのは「武器としての会計思考力」って本です。
会計ソフトを使ってるから、損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)は簡単に出せるんですけど、キャッシュフロー表が出ない。
これを読んだり、調べたりしながらキャッシュフロー表を作ってみました。
中小企業庁がツールを作ってくれてるみたいなので、これを使って作成。
数字だけ見ると、そっちに意識が行き過ぎて全体のイメージがしにくい。
これを使って比例縮尺図を印刷すると、全体像が見え易くなります。
大きい数字から見ていって、段々小さい数字を見るの順が良いですね。
この、図や数字を見つつ、実際のビジネスと往復しながら、どうやったら会社が良くなっていくのかを考えるんです。
うちの法人の状況を見てみると、B/Sは単純に自己資金(役員借入)を使って物件を買ってる(固定資産)と見られそう。
P/Lは物件の賃料がまだあんまり入って無くて、費用が出てるから赤字ですわな。
来期は、賃料は2号までが満額?入る予定で、2号の支払いの残りと法人税等の支払いぐらいだから、な~~んもしなきゃ黒字。
次を買うとしても、融資で買うのか?自己資金投入で買うのか?で比率を見ながらになりますね。
中盤には、有名な会社の表を見ながらの業種ごとにどのように見るのかの解説が書いてます。
不動産賃貸業バージョンがあったら分かり易かったんですけどね~。
後半にはKPI(業績評価指標)について書いてます。
KPIについての落とし穴。ビジョンとKPIが合ってない、現場への落とし込みが出来てない。
どっかの会社の偉い人に読ませてあげたい内容ですww
雁字搦めにブレーキかけながら、後ろからムチでバシバシ叩いてアクセル踏んでたら意味が分かりませんよね?
現場に分かり易く伝えるには、指示はシンプルに、指標の数も多くしない。
ちゃんと現場の状況をすり合わせてから指示を出さないと、「こんなん出来る訳ないがな!」って思われて終わり。
それを続けて無茶な事をしてた会社がありましたね~。
どことは言いませんけどw
そんな、学びのある本でした。
おわり
運営中物件はこちら↓
toubiooya.hatenablog.com